代表挨拶
代表理事 栃原晋太郎
回復とは、生き方を変える壮大なテーマ
あなたの人生のターニングポイントを、ここ「ひごのいえ」で
この度は、一般社団法人ひごのいえのホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。代表理事の栃原晋太郎と申します。
私は、関東地方の日本有数の最高レベルと評される依存症回復支援施設にて、回復支援部部長として約20年間、依存症からの回復支援に身を捧げてまいりました。その施設では実質的にナンバーツーの役割を担う立場でしたが、その20年間で得た経験と実績は、私の人生そのものであり、そして今、熊本の地で新たな挑戦を始める原動力となっています。
依存症は、決して「意志の弱さ」ではありません。回復できる病気です。適切な支援と環境、そして何より仲間との絆があれば、必ず回復への道は開けます。私は、この20年間で数え切れないほどの仲間たちの回復を目の当たりにし、その真実を確信しています。
🌟 日本の依存症回復支援の最前線で学んだこと
日本を代表する依存症回復支援の最前線での20年
私が20年間を過ごした施設は、故・近藤恒夫氏が1985年に立ち上げた日本初の民間薬物依存症リハビリ施設「ダルク」の系譜を継ぐ、日本有数の回復支援施設です。2025年、ダルクは創設40周年を迎え、現在では全国約70カ所に拡がり、日本の依存症回復支援のトータルスタンダードとしての地位を確立しています。
私がその施設で過ごした20年間は、単なる職務ではありませんでした。それは、数百名もの仲間たちの人生の再生に立ち会い、共に泣き、共に笑い、共に希望を見出す、かけがえのない日々でした。回復支援部部長として、プログラムの設計から実施、個別カウンセリング、家族支援、そして行政・医療機関との連携調整まで、依存症回復支援のあらゆる側面に携わってきました。
🤝 栃木県内はもとより、全国の関係機関との連携実績
20年間の実践を通じて、私は関東地方だけでなく、関東近県、さらには全国の依存症拠点病院、法務省、厚生労働省、地方自治体との連携を重視し、切れ目のない支援体制の構築に尽力してまいりました。
- ✓ 医療機関との連携:精神科病院、依存症専門外来、救急医療機関との協働
- ✓ 司法・矯正機関との連携:保護観察所、刑務所、少年院との出所調整と社会復帰支援
- ✓ 行政機関との連携:保健所、精神保健福祉センター、市町村福祉担当との協力体制
- ✓ 地域社会との協働:自助グループ、就労支援事業所、生活困窮者支援機関との連携
この豊富な連携経験は、依存症からの回復には「一つの施設だけでは完結できない」という真実を教えてくれました。医療、福祉、司法、地域社会が手を取り合い、一人ひとりに寄り添う包括的な支援こそが、真の回復への道なのです。
💭 ダルクの原点に立ち返る —— 「古き良き時代のダルク」への回帰
ダルクは2025年に創設40周年を迎え、全国約70カ所にまで拡がりました。しかし、組織が大きくなる過程で、時として創設当初の「温かさ」「仲間との絆」「一人ひとりに寄り添う姿勢」が薄れてしまうことがあります。
私は、その施設での20年間を通じて、現在のダルクのあり方に一石を投じたいという想いを抱くようになりました。それは批判ではなく、「古き良き時代のダルク」に立ち返り、本来の温かさと仲間意識を大切にする支援を実践したいという切実な願いです。
「ひごのいえ」が大切にする3つの原点
1. 温かさと家族的な雰囲気
大規模施設では得られにくい、家族のような温かい雰囲気。一人ひとりの名前を呼び、一人ひとりの物語に耳を傾ける。
2. 仲間との深い絆
回復の核心は「仲間」です。同じ苦しみを経験した仲間だからこそ分かち合える、深い理解と共感の場を提供します。
3. 一人ひとりに寄り添う姿勢
画一的なプログラムではなく、一人ひとりの背景、ペース、目標に合わせた柔軟な支援。あなたの人生に、真剣に向き合います。
🌈 回復とは「生き方を変える」壮大なテーマ
私は常々、こう考えています。「回復とは、単に薬物やアルコールを止めることではない。それは、生き方を変える壮大なテーマなのだ」と。
依存症に苦しむ人々は、長い間、薬物やアルコールに頼らざるを得なかった理由があります。それは、生きづらさ、孤独、トラウマ、自己否定…様々な痛みから逃れるための、唯一の方法だったのかもしれません。
だからこそ、回復とは「使わない」だけでは不十分なのです。新しい生き方を見つけ、自分を受け入れ、人と繋がり、人生の意味を再発見する——それが真の回復です。そして、その壮大なテーマに取り組む場所が、「ひごのいえ」なのです。
あなたの人生のターニングポイントを、ここで
依存症からの回復は、人生の大きなターニングポイントです。ここで出会う仲間、ここで学ぶこと、ここで感じることが、あなたの人生を大きく変えるきっかけとなるでしょう。
あなたの大切な人生を変えるターニングポイントを、ぜひこの「ひごのいえ」で経験してください。私たちは、あなたの勇気ある一歩を、心から歓迎します。
🎨 一人ひとりの色とりどりの人生に伴走したい
20年間の支援活動を通じて、私は数え切れないほどの「人生の再出発」を目の当たりにしてきました。一人ひとりが、それぞれ異なる色を持ち、それぞれの物語を紡いでいく——その瞬間に立ち会えることが、私の最大の喜びです。
ある人は、薬物を手放し、家族との絆を取り戻しました。
ある人は、アルコールから解放され、新しい仕事に挑戦しました。
ある人は、自分を許し、初めて心から笑えるようになりました。
そして、ある人は、今度は支援する側に回り、次の仲間を支えています。
私は、あなたの色とりどりの人生のスタートラインを見てみたい。そして、その新しい人生の最初の一歩に、伴走させていただきたいのです。
ひごのいえで、新しい人生を始めませんか
あなたがここに辿り着いたこと自体が、大きな一歩です。今、この瞬間が、あなたの人生のターニングポイントかもしれません。
私たち「ひごのいえ」は、あなたを待っています。あなたの物語に耳を傾け、あなたの回復に寄り添い、あなたの新しい人生の始まりを全力でサポートします。
回復は可能です。希望は、ここにあります。
📋 代表理事プロフィール
栃原 晋太郎
一般社団法人ひごのいえ 代表理事 / 施設長
🎓 経歴
- その施設 回復支援部部長 - 約20年間勤務(実質ナンバーツー)
- 日本有数・最高レベルと評されるその施設にて、数百名の回復支援に携わる
- プログラム設計、個別カウンセリング、家族支援、連携調整の全てを統括
- 2024年、熊本にて「一般社団法人ひごのいえ」を設立
🤝 連携実績
栃木県内・関東近県の依存症拠点病院、精神科医療機関との密接な連携
保護観察所、刑務所、少年院との出所調整と社会復帰支援
法務省、厚生労働省、地方自治体、保健所、精神保健福祉センターとの協働
自助グループ、NPO、就労支援事業所、生活困窮者支援機関との連携
💡 専門分野
- 薬物依存症・アルコール依存症・ギャンブル依存症の回復支援
- 認知行動療法(CBT)、動機づけ面接、12ステッププログラム
- 家族支援、共依存からの回復支援
- 多機関連携による包括的支援体制の構築
- 依存症に関する講演・研修・啓発活動
🏢 組織概要
| 法人名 | 一般社団法人ひごのいえ |
| 代表理事 | 栃原 晋太郎 |
| 開所 | 2024年2月1日 |
| 法人認可 | 2024年4月23日 |
| 電話 | 0964-41-2387 |
| 受付時間 | 平日 9:00〜17:00 |
| 事業内容 | 薬物・アルコール・ギャンブル等の依存症からの回復支援、家族支援、地域啓発活動、関係機関との連携調整 |